気を付けたい血液検査項目
治験に参加時に気を付けていただきたい血液検査項目
01白血球数
身体の免疫系の血液検査項目のひとつです。
少し熱っぽい、転んで擦り傷になった等、ちょっとしたことでも簡単に上昇します。
治験参加の際は、十分身体を休めて、風邪をひかないように気を付けてから治験に参加してください。
02ALT・AST・γ-GT
肝細胞や腎臓にある酵素で、肝臓がダメージをうけると酵素が血液中に流れ数値が上昇します。
お酒やエナジードリンクは肝臓にダメージを与えるので、普段から沢山飲まれる方は高い傾向にあります。
治験参加の際はお酒を控える、エナジードリンクを飲まない等心掛けて参加しましょう。
03総コレステロール・中性脂肪
総コレステロールは、血中に含まれているコレステロールの総量。
中性脂肪は血中に含まれる脂肪の一種であり、エネルギー源として利用されていたり、ビタミンなどの吸収にも役立ちます。
アルコールを頻繁に飲まれる方や、カロリーを多く摂取されている方、脂質過剰摂取の方は要注意!
食生活が関係してくるので、野菜多めの食生活やファストフードの食べ過ぎ、自炊を心掛けていただくと数値が安定してきます。
04尿酸
尿酸とは、代謝やエネルギー消費によって、プリン体が分解されたもの。
プリン体が多く含まれている、お鍋やラーメンのスープ、お酒や清涼飲料を多く摂取される方は非常に高い傾向にあります。
また、栄養不足などによって尿酸値が低くても試験に参加することが出来ません。偏らない食生活を心掛けましょう。
05CK
CK(クレアチンキナーゼ)とは心筋や骨格筋に存在する酵素のことで、筋肉の収縮に関係します。
普段使わない筋肉を動かしたことによって、筋細胞がダメージを受けた時に上昇します。
健康を意識して普段電車通勤なのに歩いて通勤したり、引っ越しを手伝ったり等、そのようなことで簡単に上昇します。
一度上がってしまうと、なかなか下がりにくい項目なので治験参加の際は十分身体を休めてから参加しましょう。